なぜ人はナイルの庭に魅了されるのか?エルメスが放つ不朽の香気

なぜ人はナイルの庭に魅了されるのか?エルメスが放つ不朽の香気について詳しく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

エルメス(Hermès)の香水史を語る上で欠かせないのが、伝説的な専任調香師ジャン=クロード・エレナ(Jean-Claude Ellena)の足跡だ。彼が手がけた「庭園のフレグランス(Les Jardins)」シリーズの第2弾として誕生したのが、名作「ナイルの庭(Un Jardin sur le Nil)」である。

着想の源となったのは、エジプトのナイル川・アスワン(Nile River / Aswan)に浮かぶ庭園。エレナは現地を歩き、生命力あふれる自然の息吹に触れながら、従来のオリエンタル調や重厚な香調とは全く異なるアプローチを選び取った。川面を渡る風の冷たさ、豊かな土壌、そこに芽吹く緑。水と光が織りなす情景を、水彩画のような繊細なタッチで見事に香水へと昇華させたのである。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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