シマトネリコの剪定失敗例と枯れる原因!丸坊主からの復活再生術

シマトネリコの剪定失敗例と枯れる原因!丸坊主からの復活再生術の特集記事を解説します。専門的な知識がチェックできます。

庭木のセルフメンテナンスにおいて、シマトネリコほど「切った後の後悔」が寄せられる樹種はありません。現場取材で見えてきた代表的な5つの失敗パターンを整理します。

① 勢いに任せて葉をゼロにする「丸坊主剪定」
大きくなりすぎた枝葉を一気に小さくしようと、すべての枝先を切り落として幹と太い枝だけにするケースです。光合成を行う葉が完全に失われるため、樹木は呼吸とエネルギー生成の手段を絶たれ、そのまま衰弱死する危険があります。

② 厳冬期・猛暑期に行った「時期外れの強剪定」
冬の寒風が吹き付ける12〜2月や、連日猛暑日が続く7月下旬〜8月に太い枝を落とす行為です。耐寒性がそこまで高くないシマトネリコは、休眠期や極度の乾燥期に深い傷を負うと回復できず、切り口から枝枯れが広がります。

③ 成長点を無視した「ぶつ切り(ブツ切り)」
枝の分岐点や芽の直上ではなく、中途半端な位置でバツンと切ってしまう切り方です。残された切り株状の枝先は枯れ込み、そこから雑菌が入るだけでなく、不自然な位置から大量の細枝が箒(ほうき)状に噴き出して樹形が台無しになります。

④ 根本から湧き出る「ひこばえの放置・乱切り」
株立ち樹形の根元から生える若い芽(ひこばえ)を放置すると、本来栄養を行き渡らせたい主幹の勢いが衰えます。逆に、無理に引きちぎるような乱暴な処理をすると、傷口から病原菌が侵入する引き金になります。

⑤ 樹高を下げる「芯止めの位置ミス」
上への成長を止めようとして主幹の頂部を切り詰める際、すぐ下に代わりとなる側枝がない位置で切ってしまう失敗です。頂部から幹が腐食したり、不格好なコブが形成されたりして景観を損ねます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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