チリ地震のマグニチュードはM9.5!観測史上最大の脅威と津波の真相

今注目を集めている チリ地震のマグニチュードはM9.5!観測史上最大の脅威と津波の真相について、多角的な視点をご紹介しています。

地震の規模を表す指標である「マグニチュード(M)」において、1960年のチリ地震が記録したM9.5は、現在に至るまで世界最高峰の数値です。マグニチュードは対数スケールであり、数値が「0.2」増えるだけでエネルギーは約2倍、「1.0」増えると約31.6倍、「2.0」増えれば丁度1,000倍に膨れ上がります。

日本国内で未曾有の被害を出した2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)はM9.0でした。一見するとわずか0.5ポイントの差に見えますが、物理的なエネルギー量に換算すると、チリ地震は東日本大震災の約5.6倍という桁外れの規模に達します。広島に投下された原子爆弾のエネルギーと比較した場合、東日本大震災が約3万発分とされるのに対し、1960年チリ地震はおよそ18万発分に相当する膨大なエネルギーが一気に解放された計算になります。

震源域となったチリ中南部沿岸では、長さ約1,000km、幅約200kmに及ぶ長大な断層面が最大数十メートルにわたって一気にずれ動きました。この海底の大規模な隆起と沈降が、太平洋全体を巻き込むモンスター津波の引き金となったのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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