々や〃の正式名称は?「同じ記号」の出し方と公用文ルール徹底検証
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日本語には「々」や「〃」以外にも、文脈や表記文字(漢字、平仮名、片仮名)に応じて使い分けられてきた多彩な繰り返し記号の一覧が存在します。縦書き文書や古典籍で目にする特殊な記号を含め、その機能と現代での扱いを整理しました。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価同の字点(々)Unicode: U+3005
JIS区分: 記号(1-1-24)漢字1文字の直後反復(人々、日々、佐々木など)公私問わず最も流通。現代日本語の標準的な表記法として定着。ノノ字点・同上記号(〃)Unicode: U+3003
JIS区分: 記号(1-1-23)表組み・リストで直上の文字列を省略する用途帳票作成での作業効率化に有効。ただし公用文の地の文では使用不可。一の字点(ゝ / ゞ)Unicode: U+309D / U+309E
平仮名の繰り返し「ここゝろ」「いすゞ」など、清音・濁音の反復固有名詞(企業名・商標)や文芸作品を除き、公用文では「ここ」と展開表記が原則。カタカナ用一の字点(ヽ / ヾ)Unicode: U+30FD / U+30FE
片仮名の繰り返し「サヽ」「ハヾ」などカタカナの反復昭和中期以降の現代公文書・新聞用字用語集では全廃され、実質的に歴史的表記。くの字点(〳〵 / 〴〵)Unicode: U+3033 + U+3035
2文字以上の反復(縦書き専用)「いろいろ」「かえすがえす」を2マス分で繰り返す横書き主流のデジタル端末では表示崩れが多発。古典籍翻刻や特殊組版に限定。二の字点(〻)Unicode: U+303B
通称:揺すり点漢文訓読、歴史的公文書・手紙での漢字繰り返し公用文近代化に伴い「々」へ統合。公文書実務での現役使用は完全に消滅。
上記の通り、かつては仮名用・漢字用・複数文字用と極めて細やかに細分化されていた踊り字ですが、活字印刷からデジタル組版(DTP・Web)への移行に伴い、実質的に日常運用されているのは「々」と「〃」の2種類に集約されています。