栗の圧力鍋調理とガッテン流皮むき術!甘みを引き出す加圧時間と裏ワザ
栗の圧力鍋調理とガッテン流皮むき術!甘みを引き出す加圧時間と裏ワザの特集記事を解説します。専門的な知識が詰まっています。
多くの人が挫折する最大の難関が「渋皮の剥離」です。鬼皮はなんとか取れても、実に張り付いた毛羽立つ渋皮を削り落とす作業で実がボロボロになってしまった経験は誰にでもあるはずです。この問題を鮮やかに解決するのが、ためしてガッテンで紹介された「冷凍法」と圧力鍋のコンビネーションです。
ためしてガッテン 栗 冷凍の科学的根拠は、水分が氷へと相転移する際の「体積膨張率(約9%増加)」にあります。生栗をよく水洗いし、水気を拭き取った状態で保存袋に入れ、冷凍庫で一晩(約8時間以上)完全に凍らせます。凍結によって鬼皮・渋皮・果肉それぞれの組織内の水分が膨張しますが、組織密度が異なるため、解凍加熱時に収縮速度のズレが生じます。この物理現象によって、皮と実の間に微細な隙間が強制的に形成されるのです。
この冷凍栗を、解凍せずにそのまま切れ目を入れて圧力鍋に投入します。ここでおすすめしたいのが「茹でる」のではなく「蒸す」アプローチです。
圧力鍋に付属の蒸し目皿をセットし、目皿の下に水を注ぎます。凍った栗を目皿の上に並べ、蓋をして加熱を開始。栗 圧力鍋 蒸す 時間は、圧力がかかってから弱火で7〜8分。火を止めて自然減圧後、蓋を開けると、切れ目を入れた部分から鬼皮がミカンの皮のように外側へ反り返っています。
温かいうちにキッチンペーパーや乾いたふきんで包み、滑らせるように鬼皮を引っ張ると、鬼皮とともに頑固だった渋皮が驚くほどツルンと剥がれ落ちます。冷めると渋皮が再び果肉のデンプンと結着してしまうため、「湯気が出ている温かいうちに手早く剥く」ことが最大の成功要因です。一度にたくさん調理した場合は、残りの栗を圧力鍋の保温状態(蓋を軽くのせた状態)にしておき、冷まさない工夫を凝らしてください。