お風呂で鼻血が出る原因と正しい止め方|危険な病気の見極め基準
話題沸騰中の お風呂で鼻血が出る原因と正しい止め方|危険な病気の見極め基準について、詳しいまとめをご紹介しています。
入浴中に鼻出血が引き起こされる最大の要因は、全身の血行促進に伴う血管拡張です。湯船の熱によって体温が上昇すると、自律神経の働きにより熱を逃がそうとして末梢血管が一気に広がります。これに伴い血流の圧力が増し、鼻粘膜の微細な血管に急激な負荷がかかります。
鼻腔の入り口から約1〜2センチメートル奥の内側には、キーゼルバッハ部位と呼ばれる毛細血管が網の目状に密集したデリケートなエリアが存在します。ここは非常に粘膜が薄く、日常的なわずかな摩擦や乾燥、さらには血圧の急変動だけでも容易に破綻します。入浴による「のぼせ」状態は、まさにこのキーゼルバッハ部位の内圧を高め、血管壁を決壊させる引き金となるのです。
さらに、浴室と脱衣所の急激な温度差(ヒートショック現象)も血管の急収縮と急拡張を招くため、冬場の入浴や熱すぎるお湯への浸水は鼻出血の発生リスクを著しく跳ね上げます。