サカナクション『忘れられないの』はなぜ響く?80年代Mvと歌詞の真相
サカナクション『忘れられないの』はなぜ響く?80年代Mvと歌詞の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
『忘れられないの』は、2019年6月にリリースされたサカナクションの通算7作目となるスタジオアルバム『834.194』のリードトラックとして世に放たれました。広瀬すずと吉沢亮が出演したソフトバンクのテレビCMソングとしても大量オンエアされ、耳に残るキャッチーなメロディが一気に全国のお茶の間へ浸透した経緯があります。
制作当時、バンドは約6年ぶりとなるオリジナルアルバムの完成に向けて極限のプレッシャーの中にありました。山口一郎が「自分たちが本当に鳴らすべきポップスとは何か」を極限まで突き詰め、幾重もの試行錯誤を経て辿り着いたのが、この徹底的に研ぎ澄まされた80年代サウンドへの回帰でした。
ロックとダンスミュージックの融合を牽引してきたサカナクションが、あえて王道のAOR(Adult Oriented Rock)やシティポップの文脈を真っ向から引き受けたことは、音楽シーンに大きな衝撃を与えました。