猫のマイクロチップ義務化は本当に安全?2026年最新リスクと費用の真相

猫のマイクロチップ義務化は本当に安全?2026年最新リスクと費用の真相の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

チップを体内に埋め込んだだけでは、猫の安全は半分しか確保されていない。データベースに飼い主情報が紐付いていなければ、リーダーで読み取った15桁の数字はただの無機質な記号に過ぎないからだ。

装着にかかる費用は、動物病院での施術代が概ね4,000円から1万円程度。これに加えて、環境省が運用する「犬と猫のマイクロチップ情報登録システム」へのオンライン申請手数料が数百円(郵送申請の場合は1,000円強)発生する。スマホやPCから数分で完了する手続きを怠れば、万が一の際に愛猫は「身元不明」のまま保護施設に留め置かれることになる。

さらに注意が必要なのは、かつて民間主導で運用されていたAIPO(動物ID普及推進会議)などの旧データベースとの混同だ。過去に旧登録を行っていた個体であっても、国の新システムへ移行登録を行っていなければ、公的な保護現場での照会が滞るリスクがある。愛猫の命を守る最後の砦は、飼い主自身の正確なデータ管理にある。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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