台風の右側はなぜ危険?左側との違いと被害が激変する真実
台風の右側はなぜ危険?左側との違いと被害が激変する真実の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
Q1:台風が南から北へ進む場合、東側と西側ではどちらが危険ですか?
A1:進行方向に向かって右側となる「東側」が危険半円となり、より強い雨風が吹き荒れます。日本列島を台風が北上する場合、進路の東側(右側)に位置する地域は、台風の風と前進スピードが重なり合って猛烈な暴風となるため、格別の警戒が必要です。
Q2:「可航半円」と呼ばれる左側なら、船は航行しても安全ですか?
A2:絶対に安全ではありません。「可航半円」は帆船時代に台風の吸い込みから脱出できる進路を取れたという航海史上の用語であり、現代の大型船にとっても巨大な高波や突風が襲う危険な海域であることに変わりはありません。陸上でも同様に、暴風や豪雨の被害が発生します。
Q3:台風の右側では、風だけでなく雨も激しくなるのはなぜですか?
A3:北半球では反時計回りに風が吹き込むため、進行方向の右側では太平洋の南洋上から暖かく湿った空気が連続して供給されやすくなります。この濃密な水蒸気が台風本体の雨雲を急速に発達させ、横殴りの猛烈な暴風雨を引き起こす原因となります。
Q4:マンションの高層階に住んでいますが、右側に入るとどんな影響がありますか?
A4:風速は地上から高くなるほど強まる性質があり、タワーマンションなどの高層階では、地上で観測される風速の1.3倍〜1.5倍以上の突風が吹き付けます。危険半円に入るとサッシの隙間から雨水が逆流・浸入したり、気圧差で換気扇から異音が生じたり、ベランダの隔て板が損壊する被害が頻発します。