村本大輔の現在|渡米後の真実とテレビ消滅の裏側、劇場のリアル
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かつてテレビ画面を騒がせた村本大輔は、アメリカ・ニューヨークを主たる拠点に据え、現地の劇場やオープンマイク(誰でも参加できる飛び入りステージ)で英語のスタンドアップコメディアンとして泥臭い活動を続けています。かつての全国ネット冠番組やひな壇トークの面影はなく、観客が数人しかいない小さな地下クラブのバーカウンター横で出番を待つ日々を選び取りました。
アメリカでの生活は決して優雅なものではありません。アーティストビザ(O-1ビザ)を取得して正式に活動の基盤を移したものの、文化も言語も異なる完全なアウェー環境です。現地のコメディクラブでは、キャリアも知名度も通用しません。3分から5分という限られた持ち時間の中で、人種、政治、家族、セクシャリティといった鋭利なテーマを自らの体験談に昇華させ、笑いを勝ち取らなければ即座にステージから降ろされる過酷な競争に身を置いています。
一方で、完全に日本と絶縁したわけではありません。数か月に一度のペースで日本へ一時帰国し、全国各地の小劇場やライブハウスで『村本大輔 独演会』を精力的に開催しています。チケットは告知と同時に即日完売する会場も多く、テレビに出演せずとも自らの言葉を求めて集まる熱狂的なファンコミュニティを完全に確立しています。