24時間テレビはなぜ24時間?放送時間の謎と誕生秘話を徹底解明
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そもそも『24時間テレビ』はどのような経緯で誕生したのか。その起源は1978年(昭和53年)、日本テレビの開局25周年記念特番にまで遡ります。当時、バラエティ番組『11PM』などを手掛けていたプロデューサーの都築忠彦氏が中心となり、テレビの持つ圧倒的な影響力を福祉や社会奉仕に転換できないかという構想から企画がスタートしました。
発案の直接的なモデルとなったのが、アメリカで1960年代から定着していた長時間生放送特番「テレソン(Telethon)」です。「テレビジョン(Television)」と「マラソン(Marathon)」を掛け合わせた造語であり、米国の喜劇俳優ジェリー・ルイスが筋ジストロフィー患者の支援のために主宰した『レイバー・デイ・テレソン』がその代表格でした。全米規模で電話受付窓口を開設し、著名人が次々と生出演して寄付を呼びかける熱狂的なシステムに、当時の制作陣は強い衝撃を受けたといいます。
番組のメインテーマである『愛は地球を救う』というスローガンも、当時の国際情勢や福祉に対する問題意識から生まれました。手塚治虫氏によるオリジナルアニメの制作や、初代メイン司会に起用された萩本欽一氏の庶民的な求心力も相まって、第1回放送は深夜帯も含めて驚異的な視聴率を記録。当初は単発の記念事業として企画されていたものの、集まった莫大な募金額と視聴者からの圧倒的な反響を受け、翌年以降も恒例化される決定が下されました。