麻生太郎の漢字読み間違い一覧と真相|なぜ未曾有や踏襲を誤読したのか?
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麻生氏の漢字誤読問題がここまで世間に衝撃を与えた最大の要因は、本人が保持する圧倒的な超エリート経歴との強烈なコントラストにありました。
麻生太郎氏の家系は、日本の近代史そのものです。曾祖父は明治の元勲・大久保利通、祖父は戦後復興を成し遂げた元首相・吉田茂。さらに妻の千賀子氏は鈴木善幸元首相の三女であり、妹の信子さまは寛仁親王の妃殿下という、政財界・皇室にまで張り巡らされた華麗なる血統の頂点に位置しています。
学歴と職歴の歩みを見ても、並大抵の人物ではありません。
- 学習院初等科・中等科・高等科を経て、学習院大学政経学部を卒業
- 米国スタンフォード大学大学院および英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)へ留学
- 家業の麻生セメント株式会社に入社し、33歳で代表取締役社長に就任
- 日本青年会議所(JC)会頭を務めた後、1979年に衆議院議員初当選
- 1976年モントリオール五輪ではクレー射撃日本代表として出場
最高峰の教育を受け、海外の名門高等教育機関で国際感覚を磨き、実業家としても実績を残してきた人物が、なぜ小学校・中学校レベルの常用漢字でつまずいたのか。大衆はこの「完璧な家柄と粗削りな教養」の巨大なギャップに強烈な違和感を覚えたのです。
同時に、愛読書として『ゴルゴ13』をはじめとする膨大な漫画を公言していた親しみやすさが、皮肉にも「本を読まずにマンガばかり読んできたから漢字が読めないのだ」という短絡的なバッシングの格好の材料に転じてしまいました。