タイの首都はバンコクじゃない?改名報道の真相と世界一長い正式名称
タイの首都はバンコクじゃない?改名報道の真相と世界一長い正式名称について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
タイの首都の最大の特徴といえば、息が切れるほど長いその正式名称です。儀礼的な都市名としてギネス世界記録に「世界一長い地名」として認定されており、タイ語の文字数にして169文字、アルファベット表記では180文字近くに達します。
その全貌をカタカナの読み方で書き起こすと、以下の通りになります。
「クルンテープマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」
思わず言葉を失うほどの長さですが、これは単なる地名ではなく、仏教とヒンドゥー教の宇宙観を織り交ぜた都市への美辞麗句と祈りの言葉で構成されています。日本語に翻訳すると、次のような崇高な意味が込められています。
「インドラ神がウィシュヌカルマン神に命じてお造りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい、最高に壮大で侵しがたい、インドラ神の永遠なる宝石の都市、偉大なる天使の都」
この長大な名称の冒頭にある「天使の都(クルンテープ)」と「偉大な都市(マハーナコーン)」をつなげた「クルンテープ・マハナコーン」が、行政上の正式な都市名として位置づけられています。