愛子さまと愛犬由莉の絆|保護犬から皇室へ渡った奇跡の物語と現在

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愛犬・由莉が赤坂御所(当時)に迎えられたのは、2009年(平成21年)4月のことでした。学習院初等科2年生に進級されたばかりの愛子さまのもとにやってきたのは、生後わずか2ヶ月ほどの子犬でした。

当時、動物病院に保護されていた母犬が産んだ子犬たちのうちの1頭であり、特定の血統を持たないいわゆる雑種(ミックス犬)でした。皇太子ご夫妻(現・天皇皇后両陛下)と愛子さまは、ペットショップやブリーダーから購入するのではなく、行き場を探していた保護犬を迎え入れる道を選ばれました。宮内庁関係者の証言によると、幼少期の愛子さまに「いのちの尊さ」や「命あるものを慈しむ心」を肌で感じてほしいというご両親の強い願いが込められていたといいます。

気になる「由莉」という名前には、天皇ご一家の深い愛情と物語が宿っています。ご一家には以前、赤坂御用地に迷い込んできた元保護犬の初代「由莉」と「まり」が暮らしていました。特に初代由莉は1995年の阪神・淡路大震災が起きた年に保護された犬であり、両陛下にとっても非常に思い入れの深い存在でした。しかし、2009年2月に初代由莉が老衰のため天国へ旅立ちます。その悲しみを乗り越え、新たに迎えた子犬に、先代への感謝と追悼の意を込めて愛子さまご自身が同じ「由莉」と名付けられました。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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