年末調整を間違えたら会社に怒られる?ペナルティの真相と修正法
年末調整を間違えたら会社に怒られる?ペナルティの真相と修正法について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。
年末調整の間違いをリカバリーする手段は、ミスに気づいた「時期」によって明確に枝分かれする。社内で完結できるタイミングと、自ら税務署へ向かうべきタイミングを整理したのが下表だ。
法律上、雇用主である会社側が年末調整の計算をやり直せる年末調整のやり直し期限は、税務署への法定調書提出期限である「翌年1月31日」までと定められている。そのため、12月の給与明細が確定した後であっても、年明け早々であれば会社の再年調対応によって社内処理だけで完結させられる余地が残されている。
もし会社側がすでに年末調整のデータを確定させてしまい再計算を断られたとしても、一切悲観する必要はない。1月に会社から発行される源泉徴収票を持参またはデータ連携し、2月16日から始まる確定申告による修正手続きを行えば、何の問題もなく正しい税額に更新される。確定申告を行うと、税務署側のデータが年末調整の結果よりも優先して適用される仕組みになっているためだ。
修正によって給与から天引きされすぎていた税金が戻ってくる場合、社内の再年調なら1月または2月の給与振込時に所得税の精算と差額返還が行われる。一方、自分で確定申告を行った場合は、申告からおよそ1か月程度で指定した個人口座に直接税務署から還付金が振り込まれる。