シティタワー品川はなぜ安い?都有地定借の真相と2026年の資産価値
シティタワー品川はなぜ安い?都有地定借の真相と2026年の資産価値について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。
2008年の分譲開始時、この価格設定は不動産業界と住宅購入検討層に巨大な激震を走らせました。報道各社の当時の記録によると、一般分譲された809戸(総戸数828戸)に対して集まった応募総数は1万3,000件超。平均「シティタワー品川 抽選倍率」は約17.6倍に達し、最上階に近い眺望良好な住戸では最高倍率が数百倍にまで跳ね上がりました。
この異常熱狂の中で懸念されたのが、転売目的の投機マネー(転売ヤー)の流入です。東京都が公的支援のもとで「実需層への住宅供給」を目的に設けたプロジェクトであるため、購入後すぐに利ざやを抜いて転売される事態は行政として看過できませんでした。
そこで導入されたのが厳格な「シティタワー品川 転売制限」です。原則として購入後5年間の転売が禁止され、さらに実際に本人が居住しているかどうかの実態調査も行われるなど、投機を徹底的に排除する仕組みが取られました。住友不動産側にとっても、通常なら坪200万円以上で販売して巨額の利益を上げられたはずの立地でありながら、都の要請によって利益幅を大幅に抑えざるを得なかったという、歴史的な分譲事例となったのです。