アース付きコンセントの真相|繋がない危険と賃貸工事不要の代替策
アース付きコンセントの真相|繋がない危険と賃貸工事不要の代替策の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
壁工事ができない賃貸マンションやアパートで、最も現実的なセーフティネットとして普及しているのが工事不要アース代替プラグです。その代表格として電気工事業界やDIY愛好家の間で圧倒的な知名度を誇るのが、テンパール工業の「ビリビリガード」シリーズです。
ECサイトやSNS上でのテンパールビリビリガード評判を調査すると、「古い賃貸で電子レンジ用アースがなく不安だったが、挿すだけで解決した」「洗濯機置き場がアース未対応だったので精神的な安心感が段違い」といった高評価が大多数を占めています。本体を通常の2口コンセントに差し込み、そこへ家電の電源プラグとアース線を接続するだけで、設置は数秒で完了します。
ここで正確に理解しておかなければならないのは、感電防止漏電遮断器仕組みとその技術的限界です。この製品は「アースそのものを新設する機械」ではありません。製品内部には零相変流器(ZCT)と呼ばれる高精度センサーが内蔵されています。通常、コンセントから電化製品へ行き、戻ってくる電流の量は完全に一致しています。しかし、漏電が発生して電流が人体や外装へ逃げると、行きと戻りの電流値にわずかな「差」が生じます。
この差流を感知した瞬間、ビリビリガードはわずか0.1秒(15mAの漏電時)で内部接点を物理的に切り離し、電気を遮断します。つまり、「電気を逃がす道(アース)を作る」のではなく、「電気が漏れた瞬間に電源を元から絶つ」ことによって人体への致命的な通電を防ぐフェイルセーフ装置なのです。アース本来の機能である電磁波・高周波ノイズの抑制効果は得られませんが、人命に関わる感電死事故を防止するという最重要目的においては、極めて合理的かつ信頼性の高い代替策といえます。