山吹の花言葉は本当に怖い?黄金色に秘めた由来と太田道灌の真相
山吹の花言葉は本当に怖い?黄金色に秘めた由来と太田道灌の真相について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
山吹に冠されている正式な花言葉は、「気品」「崇高」「金運」「旺盛」「待ち望む(待ちかねる)」です。それぞれが植物の瑞々しい生命力や、日本人の美意識と深く連動しています。
「気品」「崇高」という言葉は、谷底の湿った薄暗い傾斜地であっても、自らの枝をしならせながら神々しいばかりの黄金色の花を咲かせる凛とした佇まいに由来します。平安貴族の装束における襲の色目(かさねのいろめ)でも「山吹」は春を代表する高貴な配色として重用され、宮廷文化のなかで洗練された美の象徴とされてきました。
「金運」の由来は、疑いようもなくその圧倒的な花色にあります。古来、黄色や黄金色は富と繁栄をもたらす吉祥の色とされてきました。庭先に山吹を植えると金回りが良くなるという民間信仰も各地に残されており、春告げ花としての明るいエネルギーがストレートに反映されています。
興味深いのは「待ち望む(待ちかねる)」という花言葉です。同時期に春の主役を務める桜は、花びらが散った後に青々とした若葉を芽吹かせます。しかし山吹は、みずみずしい鮮緑の葉がしっかりと生え揃った後に満開を迎えるという特徴を持っています。葉が出揃うのをじっと待ちわびてから絢爛に咲き誇るその生長プロセスを、先人たちは「待ちかねる」と名付け、奥ゆかしい情緒を見出したのです。なお、暦の上でヤマブキは3月28日や5月4日の誕生花として親しまれています。