山口一郎の愛用メガネ全特定|ブランド・型番・価格と選ぶ理由の深層

山口一郎の愛用メガネ全特定|ブランド・型番・価格と選ぶ理由の深層の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

山口一郎が愛用するアイウェアのなかでも、ひときわ異彩を放っているのがMASAHIROMARUYAMA(マサヒロマルヤマ)の作品群です。デザイナーの丸山正宏氏が掲げるコンセプトは「unfinished art(未完成の造形美)」。美しい左右対称(シンメトリー)こそが良しとされてきた眼鏡業界の常識を覆し、手で描いた歪みや、消しゴムで線を削り取ったかのような左右非対称の構造を持っています。

彼が着用する「MM-0011」をはじめとするコレクションは、遠目には端正な黒縁フレームに見えながら、近づいた瞬間に「左右のリムの太さが違う」「カットラインが意図的に崩されている」という強烈な違和感を与えます。音楽において、ポップスとしての聴きやすさを保ちつつ前衛的なクラブミュージックの構造を組み込むサカナクションの音楽的アプローチと、このアイウェアの思想は深く共鳴しています。

一方で、クラシックへの深い敬意を感じさせるのがフランス発の老舗Lesca LUNETIER(レスカ)の存在です。上部が直線的で下部が丸みを帯びた「クラウンパント」シェイプの代表格「Pica」は、山口一郎の知的で文学的な横顔を完璧に引き立てます。丸メガネよりも輪郭が引き締まり、角張ったウェリントンよりも柔らかいという絶妙なバランス感が、彼の洗練されたモードスタイルに見事な深みを与えています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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