アノニマス20の質問の真相!何個で危険?イエスノー判定基準【2026】
アノニマス20の質問の真相!何個で危険?イエスノー判定基準【2026】について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
アルコホーリクス・アノニマスの診断基準として知られる「20の質問」は、米国ジョンズ・ホプキンス大学病院などで用いられていた問診票を土台に、AAの現場で長年受け継がれてきた自己診断シートです。質問はいずれも二者択一の形式で構成されており、直感的に答えられる設計になっています。
世間で最も注目される「何個当てはまると危険なのか」という疑問に対する公式の回答は、「4つ以上イエスがあれば、アルコホリズム(アルコール依存症)の疑いがある」というものです。質問項目には以下のような、日常生活のほころびを浮き彫りにする問いが並びます。
・お酒のために仕事を休んだことがあるか
・お酒を飲むことで家庭生活が不幸になっているか
・飲酒のあとで後悔したことがあるか
・飲むと恥ずかしがり屋な性格が直る気がするか
・飲むと評判に傷がつくか
・翌朝、いわゆる「迎え酒」をしたことがあるか
・飲酒によって記憶をなくした(ブラックアウト)ことがあるか
・飲むために特定の仲間や環境を選び直したか
AAの20の質問の判定理由は、飲酒量(純アルコール換算グラム数)を問うものではありません。問いの本質は、「飲酒行動が本人の意思決定、人間関係、社会的立場を侵食しているかどうか」にあります。たとえ飲酒の頻度が週1回であっても、飲んだ際に暴言を吐いたり記憶を失ったりして自己嫌悪に陥るなら、コントロールの喪失が疑われます。質問票は、本人が無意識に張り巡らせている「自分はまだ大丈夫」という言い訳を打ち砕くために機能します。
また、ギャンブル依存症に悩む当事者の自助グループ「ギャンブラーズ・アノニマス(GA)」にも同様のイエスノー質問票が存在します。GAの基準では、20項目中「少なくとも7つ以上にイエス」と答えた場合、強迫的ギャンブラーの兆候があるとみなされます。どちらも「本人が自身の制御不能を認める」という共通の目的を持っています。