鮭のフライパン焼き方決定版!パサつきを防ぎ皮パリふっくら仕上げる技
今注目を集めている 鮭のフライパン焼き方決定版!パサつきを防ぎ皮パリふっくら仕上げる技について、主要な情報をご紹介しています。
忙しい朝や夕食時に重宝するのが、カチコチに凍った冷凍鮭をそのまま焼く裏技だ。電子レンジ等で中途半端に解凍すると、旨味を含んだドリップが大量流出してパサパサのスポンジ状になってしまう。あえて凍った状態のままフライパン調理を完結させるのが最も賢いアプローチである。
方法は極めて合理的だ。フライパンにクッキングシートを敷き、凍ったままの鮭を並べる。皮目を下にするのではなく、まずは平らな身の面を下にし、水大さじ1と酒大さじ1をシートの外側(フライパンの底)に注ぎ入れてすぐに蓋をする。火加減は「極弱火」。この状態で約5分間じっくりスチーム解凍焼きを行う。内部まで解凍され身がふっくらした段階で蓋を外し、水分を完全に飛ばしてから皮目を下に返して中火で2分焼き付ければ、解凍の手間を完全に省きながらジューシーに仕上がる。
一方、洋食の王道である鮭のムニエルの作り方においても、調理科学の原理は同一である。下処理で臭みと水分を取り除いた生鮭に、焼く直前に薄力粉を薄く均一にはたく。小麦粉が糊化(α化)して鮭の水分を閉じ込めるとともに、バターと絡み合って香ばしい皮膜を形成する。
フライパンにサラダ油小さじ1を入れて中火で熱し、まずは皮目から粉を定着させるように焼き、裏返して8割方火が通ったタイミングでバター10gを投入する。最初からバターを入れると乳固形分が焦げて苦味の原因となるため、仕上げ直前の投入が鉄則だ。溶けたバターの泡をスプーンですくい、鮭の身に何度も回しかける「アロゼ」を行うことで、表面はカリッと香ばしく、中はふんわりエアリーなフレンチレストランの仕上がりが手に入る。