イオン化傾向の語呂合わせ完全版!水や酸との反応も一発で覚える技

話題沸騰中の イオン化傾向の語呂合わせ完全版!水や酸との反応も一発で覚える技について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

語呂合わせで元素の順番を覚えたら、次に必須となるのが「どの元素が、どのような条件で反応するのか」という反応性の境界線(閾値)の把握です。試験では単に順番を問う問題は少なく、「常温の水と反応するか」「希硫酸と反応して水素を発生するか」といった具体的な化学反応の成否が問われます。

金属の反応性は、イオン化傾向が大きい左側ほど激しく、右側に行くほど穏やか(または反応しない)になります。頭の中で「4つのゾーン」に区切って整理するのが最も効率的な化学暗記裏ワザです。

対象元素の範囲水との反応性空気(酸素)との反応性酸との反応性・得点ポイントLi 〜 Na
(強反応グループ)冷水と激しく反応して水素(H₂)と強塩基を生成常温で速やかに酸化され、光沢を失う(石油中で保存)塩酸・希硫酸などと爆発的に反応(危険なため通常は水との反応で問われる)Mg 〜 Fe
(中反応グループ)・Mg:熱水と反応
・Al〜Fe:高温水蒸気と反応加熱により速やかに酸化され酸化物を形成塩酸や希硫酸(非酸化性の酸)と反応して水素(H₂)を発生。※Al, Feは不動態に注意Ni 〜 Pb
(弱反応グループ)水とは反応しない加熱により徐々に酸化される塩酸や希硫酸と徐々に反応して水素を発生。※Pbは不溶性被膜形成の例外ありCu 〜 Au
(貴金属グループ)水とは一切反応しないCu, Hg, Agは強熱で酸化。Pt, Auは加熱しても酸化されない塩酸・希硫酸には溶けない。
・Cu〜Ag:濃硝酸・希硝酸・熱濃硫酸に溶解
・Pt, Au:王水にのみ溶解

このように、水との反応は「冷水(〜Na)」「熱水(Mg)」「高温水蒸気(〜Fe)」とグラデーション状に条件が厳しくなっていきます。また、酸との反応は水素(H)よりも左側(Li〜Pb)なら塩酸や希硫酸から水素を追い出して溶けるのに対し、水素より右側(Cu〜Au)は通常の酸ではびくともせず、強い酸化力を持つ特殊な酸が必要になるという明確な境界が存在します。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest