蔵の書き順で9割が勘違い?臣とくさかんむりの正しい筆順と美文字の極意
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「蔵(藏)」という文字の成り立ちを紐解くと、なぜこれほど複雑な構造になり、くさかんむりが冠されているのかが鮮明に理解できます。
「蔵」の旧字体は「藏」です。もともとの字形は「臧(ぞう)」という文字に由来します。「臧」は「臣(見開いた目=奴隷)」と「戈(ほこ・刃物)」を組み合わせ、敵や奴隷の目を突いて服従・隠蔽させる様子、あるいは貴重な宝物を武器で守る様子を表す会意兼形声文字でした。
そこに植物を表す「艹(くさかんむり)」が加わることで、「収穫した大切な穀物や貴重な財宝を、草で覆い隠して大切に保管する場所」を意味するようになりました。草で覆うから「くさかんむり」、刃物で守り隠すから「臣」と「戈」が入っているというストーリーを知ると、各パーツの配置が頭に自然と定着します。