【プロ直伝】前髪の量を増やす切り方!割れ・薄さを防ぐ三角ベース完全版

【プロ直伝】前髪の量を増やす切り方!割れ・薄さを防ぐ三角ベース完全版にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

WebやSNS上には「前髪の増やし方」に関する情報が溢れていますが、現場のプロから見れば明らかな誤解や危険な都市伝説が横行しています。その最たるものが、「カットだけで誰でも簡単に前髪の密度を倍増できる」という思い込みです。

毛髪物理学の観点から言えば、人間の頭部における毛穴の数と生えている向きは遺伝的に固定されています。頭頂部の毛流れが後ろに向いている人に対して、無理やり前に髪を持ってきても、髪は自然な位置へと戻ろうと激しく抵抗します。これが、切った直後は良く見えても、外に出て風を浴びた瞬間にパックリ割れてしまう構造的真実です。

本当に厚みと安定感を維持するためには、カット技術に加えて適切な前髪ブローのやり方のマスターが欠かせません。乾かす際、ロールブラシを使って強く引っ張りながらブローすると、テンションが抜けたときに根元から浮いてしまいます。正しくは、デンマンブラシや手ぐしを使い、額の丸みに沿わせるように左右に交差させながら熱を当て、冷風で形状記憶させる「クロスドライ」が最も有効です。

さらに、直毛でハリコシが強すぎる髪質や、逆に軟毛でペタンと潰れてしまうタイプには、カットではなく前髪パーマボリュームアップが最適解となります。根元を1〜2cm浮かせる極微小なロッド巻きを行うことで、物理的な毛量を極端に増やさずとも、空気感による視覚的なボリュームアップが叶います。「切る」ことだけに固執せず、スタイリングやパーマとの複合技で解決を図る視点が欠かせません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest