海が沸く冬の絶景「けあらし」とは?発生条件と全国の名所を徹底解説
海が沸く冬の絶景「けあらし」とは?発生条件と全国の名所を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
けあらしのメカニズムは、身近な例で言えば「冬場にお風呂の蓋を開けたときや、熱いお茶から湯気が立ち上る現象」とまったく同じ原理です。
水は常に表面から大気中へと蒸発しています。冬の海は外気温に比べて水温が比較的高く保たれており、海水面付近には水分を多く含んだ暖かい空気の層が形成されています。そこに、氷点下近くまで冷え切った強い寒気が入り込むと、蒸発した水蒸気が急激に冷却されます。
冷やされた空気は保持できる水蒸気量(飽和水蒸気量)が一気に限界を迎えるため、行き場を失った水蒸気が無数の微細な水滴へと凝結します。この凝結した水滴の群れが大気中を漂うことで、海面から立ち上る濃密な湯気となって私たちの目に映るわけです。