塩ビパイプのねじ切りは可能か?プロが暴く水漏れリスクと失敗防止の全技術

塩ビパイプのねじ切りは可能か?プロが暴く水漏れリスクと失敗防止の全技術についての真相を徹底解説します。

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結論から述べると、塩ビパイプへのねじ切り加工は肉厚のあるVP管(硬質ポリ塩化ビニル管)であれば物理的に可能です。排水などに用いられる肉薄のVU管は、切削によって管壁が極端に薄くなり破断するため、ねじ切り加工は一切行えません。

一般配管で用いられるネジ規格は、JIS B 0203に規定された管用テーパねじ(テーパおねじ:R、テーパめねじ:Rc)です。テーパねじは先端に向かって1/16の傾斜がついており、ねじ込むほど密着度が高まる構造を持っています。しかし、この「締め込むほど広がる」くさび効果こそが、引張強度に限界があるプラスチック配管にとって最大の破壊要因となります。

日本産業規格(JIS K 6741)において、塩ビパイプの基本接合方式は接着剤を用いたTS継手による溶着接合と規定されています。パイプそのものにねじを切る行為は、管本来の設計耐圧を約40%〜60%低下させるため、施工箇所の流体圧力や使用環境を厳密に見極める必要があります。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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