新宿ピープショーは現在どうなった?歌舞伎町から消えた真相と歴史

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歌舞伎町におけるのぞき部屋の歴史は、1970年代の昭和後期にアメリカ・ニューヨークのタイムズスクエア等で流行していた「Peep Show」のビジネスモデルが輸入されたことから幕を開けます。当時の新宿は、ストリップ劇場やピンク映画館、怪しげなスナックが混沌とひしめき合う、日本最大のアングラカルチャーの実験場でした。

昭和50年代からバブル経済真っただ中の平成初期にかけて、歌舞伎町の風俗史においてピープショーは最盛期を迎えます。直接的な身体接触を伴わない「見るだけ」という名目を隠れ蓑にすることで、当時の風俗営業法が持つグレーゾーンを巧みにすり抜け、過激なパフォーマンスを売りにした店舗が林立しました。ネオン街の片隅に掲げられた「生本番のぞき」「マジックミラー」という扇情的な手書き看板は、当時の歌舞伎町アングラ文化の象徴であり、森山大道や荒木経惟といった名だたる写真家たちが切り取った新宿のダークサイドそのものでした。

しかし、バブル崩壊を経てもなお生き残っていたこの妖しい熱狂は、平成の半ばを境に警察権力と法改正の巨大な壁に直面することになります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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