アクティのエンジンがかからない?セル異音の原因と修理費用の真相をプロが解説
アクティのエンジンがかからない?セル異音の原因と修理費用の真相をプロが解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。
歴代のホンダ車オーナーや整備士の間で「持病」として真っ先に名前が挙がるのが、燃料系と点火系を統括するPGM-FIメインリレーのトラブルです。特に猛暑の夏場や、走行後に短時間だけ駐車して再始動しようとした際にエンジンがかからなくなる場合、このリレーが主犯である確率が跳ね上がります。
メインリレーの内部基板には長年の熱膨張と収縮、走行時の微振動によって微細なクラック(ハンダ割れ)が生じます。車内温度が上昇すると金属が膨張して回路が断線し、燃料ポンプへの通電が遮断されます。これがアクティ メインリレー 故障症状の核心です。車内が冷えると再びハンダが接触して何事もなかったかのようにエンジンが始動するため、原因特定が遅れやすい厄介な特性を持っています。
見極めのポイントは、キーを「ON(点火位置)」にした瞬間に、運転席シート下あたりから「ウィーン……カチッ」という燃料ポンプの初期作動音が約2秒間聞こえるかどうかです。無音のままであれば、メインリレーの遮断、または燃料ポンプ自体のモーター焼き付きが確定します。
もしリレーに問題がないにもかかわらずポンプが動いていない場合は、ホンダ アクティ 燃料ポンプ 交換を視野に入れなければなりません。アクティは床下に燃料タンクを配置するMRレイアウトを採用しているため、ポンプ交換には燃料タンクを降ろす大掛かりな整備が必要となります。