警察官の年収は本当に高い?階級別給料と激務のリアルを徹底検証

警察官の年収は本当に高い?階級別給料と激務のリアルを徹底検証について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

地方公務員である警察官の給与は、一般行政職に適用される行政職俸給表ではなく、危険性や身体的負担を考慮した「公安職俸給表(一)」に基づいて算出されます。このため、初任給の段階から一般公務員よりも基本給が高めに設定されているのが最大の特徴です。

総務省の最新給与実態データによると、地方警察官の平均基本給月額は約32万〜34万円、各種手当を加えた平均給与月額(総支給額)は約45万〜48万円で推移しています。ここに年2回の期末・勤勉手当(ボーナス)が年間約4.5〜4.6ヶ月分(約150万〜180万円)加算されるため、平均年収は約700万円前後に達します。

学歴別の初任給と入庁直後の給与状況は以下の通りです。

  • 大卒(警察官Ⅰ類・A区分):初任給(基本給+地域手当等)約26万〜29万円/初年度年収約360万〜400万円
  • 高卒(警察官Ⅲ類・B区分):初任給(基本給+地域手当等)約21万〜23万円/初年度年収約300万〜330万円

ただし、額面給与から共済組合掛金(健康保険・年金)、所得税、住民税、さらには警察独自の互助会費や各種積立金が控除されます。独身の若手警察官(20代前半・巡査)の場合、毎月の手取り額は約19万〜22万円、30代(巡査部長〜警部補)で手取り約28万〜35万円が一般的な目安となります。「額面は立派に見えるが、引かれる額も多くて贅沢はできない」というのが若手署員の偽らざる実感です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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