なぜあの人はすぐ筋肥大するのか?筋肉がつきやすい人の特徴と骨格の真相
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筋肉組織そのものの「質」という観点では、速筋(タイプII繊維)と遅筋(タイプI繊維)の構成比率が勝負の分かれ目となります。
遅筋繊維は毛細血管やミトコンドリアに富み疲労耐性に優れますが、断面積を大きくするキャパシティには限界があります。一方で、爆発的な力を発揮する速筋繊維は、高負荷の刺激によって断面積が2倍近くまで肥大するポテンシャルを秘めています。生まれつき速筋の割合が60%以上を占める人は、バーベルを握った際のパンプ感や筋肥大の進行度が圧倒的です。
加えて、筋肉のタンパク質合成を直接促す男性ホルモン「テストステロン」および「遊離テストステロン」の血中濃度、そしてそれを受け取る「アンドロゲン受容体」の感受性も無視できません。受容体の密度が高い人は、同量のトレーニング負荷であっても筋細胞内のシグナル伝達系(mTOR回路)が強力にドライブされ、合成効率が格段に跳ね上がります。