【2026最新】なんでも鑑定団の歴代最高額と億越えお宝ランキング
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番組史上、最も世間を騒がせ、連日メディアを賑わせたのが2016年12月20日放送回に登場した「曜変天目茶碗」です。
曜変天目茶碗は、中国の南宋時代に作られたとされる幻の茶碗で、現存する完形品は世界にわずか3点(静嘉堂文庫美術館・藤田美術館・大徳寺龍光院所蔵)、そのすべてが日本の国宝に指定されています。もし本物であれば数十億円から100億円の価値すらあるとされるなか、スタジオで鑑定士・中島誠之助氏が下した評価は「2,500万円」。「間違いなく本物であり、世界で4点目の曜変天目」と宣言したことで日本中に衝撃が走りました。
しかし放送直後から、陶芸研究家や中国の陶芸作家らから「光彩の出方が不自然」「現代の土産物(福建省で作られた模倣品)ではないか」という強い指摘が相次ぎ、ネットや週刊誌を巻き込んだ巨大な偽物疑惑論争へと発展します。後に専門家による成分分析や現地調査が行われるなど、真贋をめぐる議論は長年にわたって激化しました。
骨董鑑定の世界がいかに繊細で、学術的な見解が分かれるものであるかを浮き彫りにした、番組史に残る事件簿として今も語り継がれています。