21世紀少年「ともだち」の正体と真の結末!完全版の変更点も徹底解剖
21世紀少年「ともだち」の正体と真の結末!完全版の変更点も徹底解剖にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
本作を深く理解する上で欠かせないのが、作品の構造と正しい読書ルートの把握です。多くの読者が疑問に抱く20世紀少年と21世紀少年の読む順番は極めて明確で、本編である『20世紀少年』(全22巻)を読了した直後に、完結編である『21世紀少年』(上下巻/全2巻)を読むのが本来のストーリーラインとなります。
物語のあらすじは、主人公・遠藤ケンジが小学生時代に仲間たちと秘密基地で書いた「よげんの書」に端を発します。大人になった彼らの周りで、かつての空想そのままの連続細菌テロや巨大ロボットによる破壊が現実化。首謀者である謎のカルト指導者「ともだち」は世界を掌握し、「ともだち歴」と呼ばれる独裁体制を築き上げます。
『20世紀少年』のクライマックスでは、巨大な壁で分断された東京を舞台に、ケンジの姪であるカンナ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネら散り散りになっていた仲間たちが集結。社会のはみ出し者を洗脳する施設「ともだちランド」の秘密や、世界大統領となった「ともだち」の暗殺を経て、物語は最終決戦へと雪崩れ込みました。『20世紀少年』のラストが小学校を舞台にしていたのに対し、『21世紀少年』ではすべての原点である「秘密基地のある原っぱ」が決戦の場となります。
主要人物の相関図を整理すると、ケンジを中心とする「秘密基地の仲間たち」と、洗脳と恐怖で民衆を統率する「ともだち帝国(友民党)」の対立軸に加え、かつての同級生たちがどちらの陣営に属していたのかという記憶のサスペンスが幾重にも重なり合っています。