サザンのデビュー曲『勝手にシンドバッド』誕生秘話と衝撃の真相
サザンのデビュー曲『勝手にシンドバッド』誕生秘話と衝撃の真相の要点を詳しく解説してご紹介します。
サザンオールスターズの土台が築かれたのは、1970年代半ばの青山学院大学でした。学内の音楽サークル「ベターデイズ」に所属していた桑田佳祐を中心に、キーボードの原由子、ベースの関口和之、ドラムの松田弘、パーカッションの野沢秀行、そしてギターの大森隆志らが集まり、メンバーチェンジを繰り返しながらバンドとしての形を整えていきました。
当時のサザンオールスターズ桑田佳祐のデビュー当時の評価は、卓越した音楽センスと泥臭いユーモアが同居する異色の存在でした。エリック・クラプトンやリトル・フィートといったアメリカン・ロック、スワンプ・ロック、R&Bに心酔する一方で、日本の昭和歌謡が持つキャッチーなメロディラインへの深い敬意を抱いていました。
転機となったのは、1977年に出場したアマチュアミュージシャンの登竜門コンテスト「EastWest '77」です。サザンオールスターズは決勝に進出し、桑田佳祐がベストボーカル賞を受賞。審査員を務めていた音楽関係者の目に留まり、芸能事務所アミューズとレコード会社ビクターエンタテインメント(Invitationレーベル)との契約を勝ち取ります。
そして1978年6月25日、シングル『勝手にシンドバッド』でメジャーデビューを果たし、同年8月25日にはサザン デビューアルバム『熱い胸さわぎ』をリリース。『勝手にシンドバッド』をはじめ、『別れ話は最後に』『当って砕けろ』など、洋楽のグルーヴと日本語の語感を融合させた楽曲群は、学生バンドの枠を遥かに超えた完成度を誇っていました。