トルコ日本人殺傷事件の真相|カッパドキアの悲劇と判決・現在
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事件が発生したのは、2013年9月9日の午後。新潟大学大学院に在籍していた栗原舞さん(当時22歳)と寺脇綾香さん(当時22歳)の2名は、夏休みを利用したトルコ旅行の途上、奇岩が連なる景勝地として名高いネヴシェヒル県カッパドキア地方の「ゼミ渓谷(Zemi Valley)」を訪れていました。
2人は現地のレンタサイクルを利用し、雄大な自然を散策していました。しかし、ゼミ渓谷は美しい景観が広がる一方で、舗装道路から外れると起伏が激しく、周囲を断崖や巨岩に遮られて人通りが途絶える孤立した地形でした。午後2時頃、背後から接近してきた男によって2人は突如刃物で襲撃され、激しい暴行に晒されることになります。
犯人は刃物で執拗に危害を加えた後、現場から逃走。同日夕刻、通りかかった別の外国人観光客らによって倒れている2人が発見され、通報を受けた救急隊が駆けつけました。栗原さんは頸部などを深く刺されており、現場で死亡が確認されました。一方、寺脇さんも刃物による重傷を負い、大量に出血して意識不明の重体となっていましたが、現地のネヴシェヒル県立病院へと緊急搬送され、懸命な救命処置が行われました。