ハリーポッター激ムズクイズ全10問!原作マニアも唸る超難問と裏設定

ハリーポッター激ムズクイズ全10問!原作マニアも唸る超難問と裏設定の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

ネット上の考察サイトやSNSで頻繁に見受けられるのが、魔法法則に関する重大な誤認です。その最たる例が「ニワトコの杖の継承条件」と「ヴォルデモートの最期」に関する描写です。

まず、ニワトコの杖に関して「前の持ち主を殺害しなければ権利が移動しない」という言説が流布していますが、これは明白な誤解です。杖の歴史上、就寝中の喉を掻き切るなど残虐な殺害が重なったために「血塗られた杖」と呼ばれているに過ぎず、魔術的本質は「前の持ち主が力によって打ち負かされたかどうか」のみを判定しています。

グリンデルバルドは前所有者グレゴロビッチを殺害せず気絶させて杖を奪い、ダンブルドアはグリンデルバルドを決闘で負かして殺さずに杖を手に入れました。そしてドラコはダンブルドアを「武装解除(エクスペリアームス)」しただけで所有権を得ています。この冷徹なまでのプラグマティズム(実用主義)こそが、最後にヴォルデモートの計算を致命的に狂わせました。

また、映画版のラストシーンにおいて、ヴォルデモートが灰となって虚空へ霧散する演出がなされた点についても、原作ファンからは今なお強い異論が唱えられています。原作におけるトム・リドルの死に様は、極めて簡潔かつ無慈悲にこう記されています。

「トム・リドルは床に倒れ、その死骸は縮こまり、ただの人間としての冷たい肉体となって横たわった」

不死を求め、神のごとき超越者たらんとした男が、最期は名もない凡庸な死体として転がったという事実。この残酷な結末こそが物語の真のテーマであったにもかかわらず、映画版の視覚効果がその哲学的意味合いを覆い隠してしまったのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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