ワードの行間を狭くしたい!広がった余白を即詰める解決法【2026】
ワードの行間を狭くしたい!広がった余白を即詰める解決法【2026】の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット上の簡易的な解説記事では「行間を狭くしたいならフォントを小さくするか、Shift+Enterで改行すればよい」といったアドバイスが散見されます。しかし、デジタル組版の観点から検証すると、これらは根本治療にならないばかりか、文書構造を著しく破壊する危険な誤解です。
【誤解1:Shift + Enter(段落内改行)で解決するという罠】
Shiftキーを押しながらEnterを押すと、段落を分けずに強制改行(行区切り)が行われるため、確かに「段落前後の余白」は発生しません。しかし、行自体の高さやグリッド線への吸着ルールはそのまま引き継がれます。結果として、行間そのものが広がっている根本的な問題は1ミリも解決せず、後から文章を修正した際にレイアウトが大幅に崩れる温床となります。
【誤解2:ページ設定の行数と段落設定の二重支配】
もうひとつの盲点は、Wordページ設定行数と個別の段落設定の優先順位です。「レイアウト」タブの「ページ設定」で行送りをいくら細かくミリ単位で設定しても、各段落の側で「行間:固定値」が適用されていれば、段落側の数値が絶対優先されます。逆に、段落側でグリッド線吸着がONのままであれば、ページ設定の行数を増やした瞬間にグリッド幅が狭まり、文字がますますグリッドに収まらなくなって「設定を変えたら逆に行間が倍に広がった」という怪奇現象を引き起こします。