渋柿を激甘に変える渋抜き完全攻略法!焼酎から裏ワザ冷凍まで徹底解説
渋柿を激甘に変える渋抜き完全攻略法!焼酎から裏ワザ冷凍まで徹底解説を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
渋柿と一口に言っても、その性質は品種によって大きく異なります。特に日本の代表的な2大渋柿である「平核無(ひらたねなし)」と「蜂屋柿(はちやがき)」では、果肉の水分量や組織構造が根本から異なるため、適用すべき渋抜きアプローチも変わってきます。
新潟県や山形県(庄内柿)で多く栽培される平核無は、種がなく扁平な形状をしており、肉質がきめ細やかです。アルコールや炭酸ガスの成分が内部まで均一に浸透しやすいため、焼酎法やドライアイス法との相性が極めて良好です。規定通りの処理を行えば、まず失敗することなく均一な激甘柿へと仕上がります。
一方、古くから名高い蜂屋柿は、釣鐘状の先が尖った大玉品種で、極めて糖度が高い反面、果肉の繊維が太く密度が高いという特徴を持ちます。この巨大な体積ゆえに、中心部までアルコール蒸気が到達するのに時間がかかり、焼酎法では「外側は甘いが芯の部分に強烈な渋が残る」という現象が起きがちです。
そのため、蜂屋柿のポテンシャルを最大限に引き出す王道は干し柿への加工です。蜂屋柿を干し柿にする場合、絶対に失敗しないコツは「皮を剥いた直後に熱湯へ5秒間くぐらせる」こと。表面を瞬間殺菌することで、初秋の多湿による青カビの発生をほぼ100%封じ込めることができます。11月中旬以降の寒風と乾いた外気に2〜3週間晒すことで、糖分が結晶化した白い粉(柿霜)をまとう絶品の干し柿へと昇華します。