帯状疱疹は人にうつる?家族や妊婦への感染リスクと仕事休みの判断基準
帯状疱疹は人にうつる?家族や妊婦への感染リスクと仕事休みの判断基準に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:水ぼうそうにかかったことがある大人の家族に、帯状疱疹がうつることはありますか?
A1:基本的にうつりません。すでに水ぼうそうを経験した健康な成人であれば、体内にある水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫(抗体および細胞性免疫)が働いているため、帯状疱疹の患者と接触しても感染・発症することはありません。ただし、極端な過労や抗がん剤治療などで著しく免疫が低下している場合は例外となるため、最低限の接触予防(タオルの個別化など)は守るべきです。
Q2:水ぶくれを直接触らなければ、同じ空間でマスクなしで会話しても大丈夫ですか?
A2:通常の局所的な帯状疱疹であり、患部が衣類やガーゼで覆われていれば、同じ空間で会話や食事をしても空気感染する心配はありません。ただし、発疹が全身に広がっている「汎発性帯状疱疹」の場合や、患者が患部を掻きむしった手で周囲のものに触れている場合は、飛沫や手指を介した接触感染のリスクが生じるため、患部の完全被覆と手指消毒の徹底が必要です。
Q3:皮膚科で帯状疱疹と診断されたら、仕事は何日間休むのが標準ですか?
A3:一律の法定出勤停止期間はありませんが、一般的には「水疱が乾燥してかさぶたになるまでの約5〜7日間」がひとつの目安です。特に顔面や手など衣類で覆えない部位に発疹がある場合や、保育士・看護師・産婦人科勤務などのハイリスク職種では、水疱が完全に乾くまで休職することが望まれます。デスクワーク等で患部をガーゼで隠せる場合は体調次第で就労可能ですが、重症化を防ぐため発症初期の数日間は安静が推奨されます。
Q4:子どもが水痘ワクチンを1回しか打っていません。家庭内感染の危険性は高いですか?
A4:1回のみの接種でも重症化を防ぐ効果はある程度期待できますが、十分な発症予防免疫を得るには2回の接種が必要です。1回接種のみの幼児が帯状疱疹の水疱液に触れた場合、軽症ながら水ぼうそうを発症するリスクがあります。2回目の定期接種時期を迎えている場合は速やかに接種を済ませ、完了するまでは患者との直接的なスキンシップや入浴を厳禁としてください。