お腹の縦線の正体は?憧れのアブクラックス作り方と消えない原因を解明

お腹の縦線の正体は?憧れのアブクラックス作り方と消えない原因を解明に関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

お腹に浮かび上がる縦ラインの正体を見誤ると、努力の方向性を大きく見誤ることになります。都内のスポーツ整形外科医および皮膚科専門医への取材によると、臨床現場で相談されるお腹の縦線は、主に以下の3つのメカニズムに分類されます。

第1の正体は、フィットネス界で羨望の的となっている筋肉の解剖学的構造による陰影(アブクラックス)です。腹筋の中央には、左右の腹直筋を繋ぎ止める「腹白線(ふくはくせん)」と呼ばれる強靭な結合組織が存在します。腹直筋に適度な厚みがあり、その上を覆う皮下脂肪が十分に薄くなると、左右の筋肉の盛り上がりの間に溝ができ、白線が窪みとして浮き出ます。これが美しいとされる縦ラインの正体です。

第2の正体は、皮膚のメラニン色素が沈着して生じる「正中線(せいちゅうせん)」です。アブクラックスが「凹凸による影」であるのに対し、正中線は「皮膚そのものについた茶色や黒ずんだ色素」を指します。胎児期に身体の左右が結合した名残であり、男女を問わず全人類の身体に生まれつき存在しています。普段は目立たないものの、女性ホルモンの変動や摩擦刺激によってメラノサイトが活性化すると、突然くっきりと表面化してきます。

第3の正体は、「姿勢の乱れによる皮膚ジワ」や「皮下組織の断裂(肉割れ)」です。長時間のデスクワークやスマートフォンの操作によって猫背になり、腹部が圧迫されて皮膚が折りたたまれる癖がつくと、筋肉量に関係なく物理的な縦ジワや横ジワが定着します。また、短期間での急激な体重増加や体型変化によって真皮のコラーゲン線維が裂けた場合、最初は赤紫色、時間が経つと白い縦線として皮膚表面に残ります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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