何もしてないのに疲れるのはなぜ?休日のだるさを消す脳と体のリセット術
何もしてないのに疲れるのはなぜ?休日のだるさを消す脳と体のリセット術とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
休日に「何もしていない」と語る人々の行動ログを精査すると、極めて顕著な共通点が浮かび上がります。それは、横たわりながら数時間にわたってスマートフォンでショート動画やSNS、ニュースフィードをスクロールし続けているという点です。
大手カウンセリング機関に寄せられる相談やSNS上のリアルな告白を見ても、次のような切実な声が溢れています。
「ベッドから一歩も出ずに動画配信サービスやSNSを見ていただけなのに、夕方になるとフルマラソンを走ったかのように立ち上がれなくなる」
「何もしない贅沢を味わうつもりが、他人のキラキラした投稿や刺激的なショート動画が無意識のプレッシャーになり、メンタルが削られて月曜日が恐怖になる」
エンタメ作品や短尺動画を連続して受け取る行為は、一見するとリラックスに見えますが、大脳皮質にとっては絶え間ない情報入力と感情の起伏を強いられる過酷な重労働です。映画館で映画を3本連続で鑑賞した後に激しい疲弊感を覚えるのと同様に、脳は視覚・聴覚からの膨大な刺激を咀嚼・分類・消化するために大量のブドウ糖と神経伝達物質を使い果たします。身体を休めているつもりが、無意識のうちに認知的負荷を極限まで高めているのが現場のリアルです。