ティッシュ拭きはNg?プロが教えるメガネの正しい拭き方【徹底解説】
ティッシュ拭きはNg?プロが教えるメガネの正しい拭き方【徹底解説】について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
良かれと思って行っている日常のメンテナンスが、実はメガネを急激に劣化させているケースが頻発しています。特に注意すべき2大NG行為が「お湯での洗浄」と「アルコール消毒」です。
まず、メガネのお湯洗いがNGな真相は、レンズ基材(プラスチック)と表面コーティング膜の「熱膨張率の違い」にあります。プラスチックレンズは40度以上の熱を受けると膨張しますが、表面の無機質コーティング膜はほとんど膨張しません。この熱膨張のギャップによってコーティング膜が耐えきれなくなり、目に見えない微細な亀裂(クラック)が無数に発生します。お風呂場での着用や、冬場の給湯器からの温水洗浄、サウナへの持ち込みは、一瞬でレンズを白濁させる最大のメガネレンズのコーティング剥がれ原因です。
次に、感染症対策の定着以降に激増したのがメガネのアルコール消毒の危険性です。一般的なメガネフレームに多用されるセルロースアセテート素材は、エタノールなどの高濃度アルコールに触れると可塑剤が抜け、表面が白く粉を吹いたように白化したり、プラスチックが脆化して亀裂が入ったりします。また、レンズの撥水・防汚コートを劣化させる原因にもなるため、除菌目的であってもアルコールスプレーや除菌ウエットティッシュを直接使用してはいけません。