【図解】車の部位・パーツの名前一覧!傷の修理費用と正式名称完全ガイド
今注目を集めている 【図解】車の部位・パーツの名前一覧!傷の修理費用と正式名称完全ガイドについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
修理相談や見積もり時に最も混同されやすいのが、隣接するパーツ同士の境界線です。それぞれの役割と構造的な違いを把握しておくことで、整備工場への状況伝達が格段にスムーズになります。
代表的な混同例がフロントフェンダーとフロントバンパーの違いです。フロントバンパーは車体の前面(ヘッドライトの下から前方全体)を覆うポリプロピレンなどの樹脂製パーツであり、容易に取り外しが可能です。一方、フロントフェンダーは前輪の真上および側面を覆う金属(または高張力樹脂)パネルを指します。駐車時に「壁に前を擦った」場合、バンパーの角だけなのか、それともフェンダーのアーチ部分まで巻き込んでいるかによって、部品代・工賃の算出区分が明確に分かれます。
また、車体の強度を司るのがピラー(柱)の役割です。フロントガラスを挟む前方の柱を「Aピラー」、前席と後席の間にあるセンターピラーを「Bピラー」、後部座席の後ろ(リアガラス寄り)にある柱を「Cピラー」(ミニバンやステーションワゴンなど大型車ではさらに後方に「Dピラー」)と呼びます。ピラーは横転事故や側面衝突時に乗員の生存空間(セーフティケージ)を確保するため、超高張力鋼板(ホットスタンプ材など)が多用されており、単なる外装板ではなく車体の強固な骨格フレームそのものです。
フロントフェースにおけるフロントグリルとディフューザーの役割分担も明確です。グリルは吸気と冷却を目的とした「インテーク」の役割を果たし、リア側のディフューザーは車体下部を通過した乱気流を綺麗に排出して車体を路面に吸い付ける「整流・アウトテイク」の役割を担っています。