なぜ大地震の予言は外れたのか?デマのカラクリと最新防災のリアル
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「○月○日に巨大地震が来る」――こうした言説が定期的にトレンドを席巻する。記憶に新しいところでは、元漫画家のたつき諒氏による著作『私が見た未来 完全版』が大きな話題となり、作中の記述を巡ってネット上で様々な推測が飛び交った。また過去には、ブラジルの予知能力者を自称するジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏が具体的な日付を挙げて大地震を警告し、社会的な騒動へと発展したケースもある。
だが、結果はすべて不的中だ。現代の地震学において、「いつ、どこで、どれほどの規模の地震が起きるか」をピンポイントで予測することは不可能とされている。日付や場所を具体的に指定した予言が外れるのは、偶然や奇跡ではなく、科学的な必然なのだ。根拠とされる記述の多くは後付けの解釈に過ぎず、抽象的な表現を現実の出来事に強引に結びつけているケースが目立つ。