検便で何がわかる?大腸がん発見率や陽性の理由と正しい採取法
検便で何がわかる?大腸がん発見率や陽性の理由と正しい採取法について専門的な視点から解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
検便の結果シートに「陽性(要精密検査)」の文字があった際、最も危険なのが「昔から切れ痔があるから、その血が混ざっただけだろう」と思い込むことです。
実際に便潜血検査陽性の理由として痔が関与しているケースは少なくありません。しかし、便潜血反応と痔の違いを検査キットだけで区別することは不可能です。痔の出血と大腸がんからの出血が同時に起きている可能性も十分にあります。統計上、便潜血検査で陽性判定を受けた人のうち、約40〜50%に大腸ポリープ、約3〜4%に大腸がんが発見されています。
「陽性=がん確定」ではありませんが、「大腸のどこかに出血源が存在する確かな証拠」です。放置すれば進行がんへと進展するリスクを抱えることになるため、大腸ポリープ精密検査へのステップを速やかに進める判断が欠かせません。