アブラナの花のつくり完全解説!おしべの長さの秘密とテスト対策
アブラナの花のつくり完全解説!おしべの長さの秘密とテスト対策を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
アブラナの構造理解を完成させる上で避けて通れないのが、めしべの根元を縦に切り開いた花の断面図の読解です。めしべは上から「柱頭(ちゅうとう)」「花柱(かちゅう)」「子房(しぼう)」の3つの部位に分かれています。先端の柱頭はネバネバした粘液で覆われており、飛来した花粉を確実にキャッチする吸着装置の役割を果たします。
子房の内部を拡大鏡や顕微鏡で観察すると、小さな球状の粒が規則正しく並んでいる様子が確認できます。これが「胚珠(はいしゅ)」です。アブラナの花のつくりテスト対策において、最も高い正答率を求められるのが「受粉後の変化」に関する一対一の対応関係です。
受粉が完了すると、花弁やおしべ、がくは役目を終えて枯れ落ちます。一方で、めしべの根元では劇的な変化が進行します。子房全体が大きく膨らんで「果実」へと成長し、その内側にあった胚珠は硬い殻に包まれて「種子(タネ)」へと姿を変えます。アブラナの果実は細長いサヤ状の形態(角果:かくか)をとり、初夏になると真ん中から2つに裂けて、熟した多数の小さな黒褐色の種子を弾き飛ばします。この「子房=果実」「胚珠=種子」という変換のロジックは、丸暗記ではなく植物の発生プロセスとして理解しておく必要があります。