目が飛び出る病気の正体と真相|バセドウ病の初期症状と最新治療法
目が飛び出る病気の正体と真相|バセドウ病の初期症状と最新治療法に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
Q1:目が飛び出ていると感じたら、まず何科に行けばいいですか?費用はどれくらいかかりますか?
A1:全身症状(動悸や体重減少)があれば内分泌内科、目の痛みや複視が強ければ眼科を受診してください。可能であれば甲状腺眼症専門外来や眼形成外科を標榜する施設が推奨されます。初診時の甲状腺血液検査(ホルモン値およびTRAb抗体測定)は保険適用(3割負担)で約3,500〜5,000円、眼窩造影MRI検査を追加した場合はトータルで15,000〜20,000円前後が初診精査の目安となります。
Q2:バセドウ病の手術(眼窩減圧術)を受けると、本当に元の目元に戻りますか?保険は適用されますか?
A2:病的に突出した眼球を後退させ、目元の圧迫感や角膜の露出を改善させる目的で行われる眼窩減圧術は、保険適用となる確立された治療法です。内視鏡手術等の進化により突出度を平均3〜5mm前後後退させることが可能で、術前と比べて本来の自然な顔立ちに近づけることができます。ただし、術後に一時的な複視が出現・悪化するリスクがあるため、専門医による綿密な術前シミュレーションと段階的なアプローチ(必要に応じた斜視手術の併用)が前提となります。
Q3:左右の目の大きさが違う、片目だけ飛び出ている場合もバセドウ病ですか?
A3:バセドウ病(甲状腺眼症)であっても、初期や軽症例では片眼のみに症状が先行して現れるケースは珍しくありません。しかし、明らかな片眼性の急激な突出は、眼球の後ろに腫瘍が発生する「眼窩腫瘍」や、血管の短絡が生じる「頸動脈海綿静脈洞瘻」などの鑑別が急務となります。片側だけの異変に気づいた段階で、速やかに造影MRI検査が可能な高次医療機関を受診してください。