バレーのネットの高さ公式一覧!2.43Mの理由や測り方・最新規定

バレーのネットの高さ公式一覧!2.43Mの理由や測り方・最新規定にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

「なぜ2.40mや2.50mといったキリの良い数字ではなく、2.43mや2.24mという細かな端数なのか」という疑問は、競技歴を問わず多くの読者が抱く謎の一つです。この答えは、バレーボールが誕生した19世紀末のアメリカの度量衡、すなわちヤード・ポンド法(インペリアル法)にあります。

1895年、米国マサチューセッツ州ホリヨークのYMCA体育ディレクターであったウィリアム・G・モーガン氏が、バスケットボールの激しい身体接触を避け、老若男女が安全に楽しめる室内スポーツとして考案したのがバレーボール(当時の呼称は「ミノネット」)でした。当初、テニスのネットを流用して床上6フィート6インチ(約1.98m)に張られたネットは、競技の発展とともに徐々に引き上げられました。

その後、成人男性の跳躍力と攻撃力の向上に合わせて規格化されたのが「8フィート」です。1フィートは正確に30.48cmであるため、計算すると以下のようになります。

$$\text{8フィート} = 8 \times 30.48\text{cm} = 243.84\text{cm} \approx 2.438\text{m}$$

国際表記をメートル法に統一する際、この243.84cmをセンチメートル単位で四捨五入して2.43mと定められました。同様に一般女子の高さは「7フィート4インチと1/8インチ」(あるいは7フィート4インチ=約223.52cmを端数処理)に由来し、メートル換算で2.24mに固定された経緯があります。

明治時代に日本へ伝来した際も、国際ルールとの互換性を保つためにこのヤード・ポンド法換算値がそのまま導入されました。現在私たちが目にする中途半端に見える数値は、130年を超えるバレーボール史の息吹を今に伝える動かぬ証拠です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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