エメリーボードとは?爪やすりとの違いや二枚爪を防ぐ正しい使い方を解説
エメリーボードとは?爪やすりとの違いや二枚爪を防ぐ正しい使い方を解説に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をご確認ください。
インターネット上のネイル情報には、便利さや手軽さを強調するあまり、爪の健康を損ないかねない誤った知識も散見されます。よくある2大誤解を是正しておきましょう。
誤解1:「半永久的に使えるガラス製や金属製の爪やすりの方が優れている?」
水洗いできて長持ちするガラスやすりや金属やすりは人気がありますが、自爪の構造にとっては両刃の剣です。ガラスや金属のやすりは一切しなりません。手の力がそのままダイレクトに爪へ伝わるため、削れすぎて深爪になったり、爪の層に過度な振動ショックを与えて二枚爪を誘発したりしやすい傾向があります。プロのネイリストが自爪の長さ調整に紙製のエメリーボードを愛用し続けるのは、「芯材が適度にしなることで、人間が無意識にかける余計な圧力を吸収・分散してくれる安全弁になるから」に他なりません。
誤解2:「お風呂上がりの爪が柔らかいときに削るのがベスト?」
「お風呂上がりは爪が柔らかいから切りやすい」という爪切りの感覚でエメリーボードを使うのは極めて危険です。爪は水分を含むと膨潤し、層と層の接着強度が著しく低下します。柔らかくふやけた無防備な状態でやすりをかけると、ケラチン繊維がボロボロと不規則に削れ、乾燥した後に激しい先端のめくれや裂け毛羽立ちが発生します。ファイリングは必ず、爪が完全に乾いているドライな状態で行うのが正しい鉄則です。
【プロの結論】エメリーボードをおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
エメリーボードは自爪ケアの王道ツールですが、すべての爪の状態において無条件に推奨されるわけではありません。自身の爪のコンディションに応じた適切な判断基準を持ちましょう。
【おすすめできる人(今すぐ切り替えるべき人)】
- 爪切りを使うと先端にパチンと強い衝撃を感じ、数日後に二枚爪になりやすい人
- 自爪を綺麗に伸ばしたいが、途中で横から亀裂が入って折れてしまう人
- ジェルネイルの持ちを良くするため、事前の形状形成(プレパレーション)を美しく整えたい人
- 指先を扱う仕事(接客業、楽器演奏、医療・介護従事者など)で、滑らかな爪先を保ちたい人
【使用に慎重になるべき人・注意が必要な人】
- 重度の巻き爪を患っている人(端を無理にエメリーボードで削り落とすと、トゲ状の角が皮膚に突き刺さり陥入爪を悪化させるリスクがあるため、専門医の指導を優先すべきです)
- 深爪が深刻で、爪先が指の肉よりも後退している人(皮膚との隙間に無理やりボードを差し込もうとすると、ハイポニキウムを傷つけて出血や細菌感染を起こす恐れがあります)