お参りのお金、実は10円玉Ngだった?縁起の良い金額と正しい作法を徹底解説
お参りのお金、実は10円玉Ngだった?縁起の良い金額と正しい作法を徹底解説について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。
ネット掲示板やSNSで定期的に話題にのぼるのが「お賽銭に10円玉を使ってはいけない」という言説です。その理由は「10円=遠縁(とおえん)」と読めるため、神仏との縁が遠のいてしまうからだという解説が流布しています。
神社本庁関係者や伝統宗派の僧侶を取材すると、異口同音に「神道や仏教の教理において、10円玉を禁忌とする教えは一切存在しない」という明確な回答が返ってきます。語呂合わせは江戸時代以降の町人文化の中で生まれた言葉遊び(判じ物)の一種であり、神仏の加護が硬貨の読み方ひとつで離れるような矮小なものではありません。
むしろ、心理的な側面において「縁起が悪いかもしれない」と不安を抱いたまま賽銭箱にお金を投じる精神状態そのものが、参拝の清らかな心を曇らせてしまう原因となります。10円玉には「重ね重ねのご縁(5円×2枚分)」という前向きな解釈を与えることも可能です。もし気になるのであれば別の硬貨を選べば十分であり、手元に10円玉しかないからといって罪悪感を抱く必要は毛頭ありません。