インフルエンザ脳症とは?見逃すと命に関わる初期症状と危険サイン
インフルエンザ脳症とは?見逃すと命に関わる初期症状と危険サインとはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
インフルエンザにかかった際、自己判断で手元にある解熱鎮痛薬を服用することは命に関わる危険を伴います。特定の解熱剤成分が、インフルエンザ脳症の発症や重症化(致死率の上昇)に直接関与することが医学的に証明されているためです。
特にライ症候群や重篤な血管障害を引き起こす恐れがあるため、以下の成分を含む薬剤は絶対に使用禁止(禁忌)とされています。
- ジクロフェナクナトリウム(主な商品名:ボルタレンなど)
- メフェナム酸(主な商品名:ポンタールなど)
- アスピリン(アセチルサリチル酸)(主な商品名:バファリンAなど ※小児禁忌)
インフルエンザ流行期に安全に使用できる解熱剤の第一選択は、「アセトアミノフェン」(商品名:カロナール、小児用バファリンCIIなど)です。市販の風邪薬や解熱薬には複数の成分が配合されていることが多いため、医師や薬剤師に「インフルエンザの可能性がある」旨を伝えた上で処方・選定してもらうことが鉄則です。